

こんにちは。今回は、私にとってはショッキングなご報告です。
実は、契約直前まで進めていた工務店が突然倒産してしまいました。
次回の打ち合わせ日を確認しようとLINEしたところ、「倒産しました」とのお返事が返ってきて…頭が真っ白になりました。
もちろん、倒産理由などの詳しい説明は一切ありません。
とても残念な出来事でしたが、「契約前でまだよかった」と自分に言い聞かせて、前を向こうと思います。
ただし…


今は、少しお休みさせてください
・一社に絞って全力で進めていた
・契約前に、ほぼすべての仕様を決めていた
そんな状況だったので、正直なところ、すぐに家づくりを再開する気力は出てきそうにないです。
でも、土地はもう契約済み。
立ち止まってはいられません。
今は少し休んで、気持ちが整ったらまた一歩踏み出そうと思います。
ちなみにこの工務店のほとんどの社員さんは全員同じ別の工務店への移籍が決まっているようです。
そこは素直に安心しました。高い技術を他県で広めて頂ければと思いました。
備忘録|ここまでの家づくりの記録
この工務店を選んだ経緯とこれまでの流れをまとめます。
▶ 257社 → 9社へ
工務店の探し方はこのサイトを参考にしました。
【工務店で働くプロが教える】信頼できる工務店の簡単な探し方 | 注文住宅・リフォームの家づくり情報ブログ「あこまるイエノート」
ホームページを徹底的にチェックして気になった会社をリスト化。
エクセルで優先順位をつけながら、少しずつ候補を絞っていき9社に絞り込みました。
▶ 9社 → 2社へ
予算や希望する住宅性能を9社にメールで伝えて返信内容や対応の印象をもとに2社に絞り込みました。
各社その性能でその価格ではウチでは無理です、OKです、等の回答を貰いました。
▶ 2社 → 最終の1社に決定
実際に会って話を聞き、見学会にも参加。
性能・仕様・内装・設備が自由に選べる点が決め手となり、1社に絞り込みました。
選定した工務店で参加したイベントは合計6回
- 初回訪問:1回
- 構造見学会:1回
- 完成見学会:2回
- モデルルーム見学会:1回
- 打合せ×仕様決め:1回
この様に最近始めて本格的な打ち合わせに進んだところでした。
見学会は工務店さん側からお誘い頂き伺いましたが特に倒産の予兆はなくお客さんも沢山いて盛況な感じでした。
しかしながらの「倒産」…
次回の打ち合わせでは間取りと見積もりの初回提案が出る予定でした。
契約の流れと仕様決定の工夫
この工務店では、契約前に以下の条件が整っていました:
- 仕様はほぼ決定済み(先日の打ち合わせで完了)
- 建築規模は容積率から最大延床34坪まで
- 過去事例から事前に費用感も大体わかっていた
通常は契約前に仮間取りの変更が2~3回可能なところが多いですが、私の場合は仕様が確定していたのと費用感も大体わかっていたので、次回の初回間取り・見積もり提示で契約予定でした。
仕様リストでスムーズに決定
先述した通りこの工務店は自由度が高い為、打ち合わせに時間がかかると想定されました。
そこで私は「お互いの時間を無駄にしない」ために、工務店と相談をしたうえで希望する仕様を事前にリスト化してお渡しするのが良さそうとの結論に至りリスト化する事にしました。
例えばキッチンだけでも以下の通り:
- 本体:タカラスタンダード「オフェリア」
- スタイル:ペニンシュラ型(造作腰壁付き)
- サイズ:2550mm
- オプション:面材・天板・シンクなど細かく指定
- 水栓:リクシル「ナビッシュ」(型番指定)
- 食洗機:ボッシュ(幅60cm)
- IHヒーター:日立製(型番指定)
- レンジフード:富士工業(型番指定)
…等々
キッチンだけで約20項目ありました。
こんな形でリビング、ダイニング、玄関、子供部屋、トイレ、風呂、書斎、寝室、子供部屋、外観、外構、性能、動線、間取り…等々といった感じでまとめました。
このリストは370項目にもなりましたが9割は採用OKの意味で◯と返答があり、残り1割は先日の打ち合わせで決めてきました。
打ち合わせをした項目も、工務店から「それよりこちらの方が性能が良くて安いですよ」等の提案をいただくなど、とても前向きなやり取りができていました。
家づくり構想8年目
初めて家づくりを考えたのは8年前。
半年ほど勉強をしていましたが、会社の移転話が持ち上がり、マイホーム計画はいったん中断。
それでもいつか家を建てたいという思いから、「家の勉強」が習慣に変わりました。
気づけば、家の勉強が趣味となり、エクセルで情報を整理して資料にまとめるほどになりました。
このブログを始めた理由
そんな資料が形になったとき、ふと思いました。
- 私一人でこのリストを活用するのはもったいない
- 同じように家づくりで迷っている方と共有できたら嬉しい
- 自分の経験も加えて、もっと価値ある情報にしたい
- 備忘録として残すことで、自分にも役立つ
そんな思いから、このブログを始めました。
最後に
今回の出来事は、正直かなりこたえました。
でも、これまで積み上げたものが無駄だったとは思っていません。
しばらくブログの更新はお休みしますが、また元気になったら戻ってきたいと思います。
もしこのブログが少しでもあなたの参考になったなら、「お気に入り登録」していただけるととても嬉しいです。
またお会いしましょう。






