【MK工務店|打合せ#2】一条工務店と比較|コスパの境界線

・工務店選び
ぴーなっついんこ
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工務店の見積って、同じ“33坪・断熱等級7”でも全然違うんですね…。

わくさん
わくさん

そう。分類の仕方や含まれる項目が会社ごとに違うんだよ。だからまず“比較できる形”に直すのが大事なんだ。

こんにちは。
今日は、本命の工務店との2回目の打ち合わせでした😀

今回のテーマは「間取り」と「見積額」。
さらに設備に関する話も少し出てきたので、その様子をまとめておきます。


打ち合わせが進むほど、選択肢が増えて判断に迷う――家づくりでは誰もが通る道です。

この記事では、私自身が体験した複数社の打ち合わせをもとに、私自身がどの様に情報を整理して判断をしたのか具体的にまとめました。

「他社より高いけど素材が良い」「安いけど設備が劣る」そんな迷いを、根拠を持って整理できるようになります。

読み終えたころには、自信を持って次の打ち合わせに臨めるようになるはずです。

この記事を読んで分かること

  • 地元工務店と一条工務店の仕様・価格差の実例
  • 打ち合わせで比較すべき「建材・性能・広さ」の具体的基準
  • 提案内容から“価格の妥当性”を判断するための視点
  • 今後の打ち合わせをスムーズに進めるための準備ポイント

見積額と基本仕様の概要

まずは今回提示された見積りからです。

  • 見積額:3,630万円
  • 延床面積:33坪
  • 施工面積:35坪
  • 断熱等級:7(最高等級)
  • 太陽光・蓄電池:なし
  • ※外構、土地、ローン関係の費用は含まず

容積率は 60%中59.8%を使用
土地に対してのフルサイズの設計になっており、これ以上の建て坪増加は難しいとのことでした。
そのため、建物の大きさによるコストアップは今後ほとんど発生しない見込みです。


坪単価と予算感の整理

今回の計算から見ると以下のようになります。

  • 延床坪単価:110万円
  • 施工坪単価:104万円

第一印象としては「なんとか予算に収まってきた」という感覚でした。
断熱等級7仕様でこの価格帯に入ってくるのは、私の地域ではかなり頑張っている水準だと思います。

ただし、
・太陽光と蓄電池が入っていない
・オプションが不明

という事で恐らくトータルでは予算から外れてくる予感もあります。
現時点では坪単価107万で太陽光、蓄電池が入ってくる一条い工務店に分がありそうです。

オプションなどを明示して次回最終見積もりとする事にしました。
そこで一条vsMK工務店の検討に決着を付けたいと思います。

なお、「延床面積」と「施工面積」は混同しやすいですが、以下のような違いがあります。

延床面積:1階・2階など、各階の床面積を合計したもの。
施工面積:実際に工事が行われる面積。玄関ポーチやバルコニーなども含まれるため、延床面積より広くなる。

この違いを理解しておくと、坪単価の比較がしやすくなります。


太陽光パネルの見積りと今後の方針

以前から検討依頼をしている格安の太陽光、蓄電池についてはまだ回答が得られていません。
「施工会社がわからないのか、対応したくないのか不明」とのことでした。
このあたりの姿勢からも、提案のシステムにあまり積極的ではない印象を受けます。

通常の見積りでは、太陽光パネル10kW分で約180万円
施工費や行政申請などを含めるとおおよそ200万円前後という提示でした。

正直なところ、提示された太陽光の価格はかなり高いと感じました🤔
というのも、同等クラスのパネルは個人でも安く入手できるためです。

例えば、私が以前紹介したように、
ヤフオクなどでは カナディアンソーラー製のN型パネル(10kW程度) が
未使用品(過剰生産品)で30〜40万円前後
で販売されています😮

施工込みで200万円となると、価格競争力は低めと言わざるを得ません😥
と言いたいところですがおおよそどこの工務店もこの位の価格になってくるので日本の太陽光の価格事情についてあくまで個人的に思う所です😅

そのため、太陽光設備に関しては、後日第三者業者に一括で任せるか、
あるいはパネルを自分で用意して施工だけ依頼する方向で考えています。

地元の電気工事会社に見積もりをとってもらった

実際に地元の工事会社に概算を取ったところ、費用は以下の通りでした。

  • 工事費(パネル設置10kW+電気工事):550,000円
  • 電力申請、経産省申請:30,000円
  • 諸経費(設定、検査、交通費など):30,000円

合計:610,000円(税別、足場代別)

※消費税は別途
※足場費用は含んでいない
※あくまで概算費用

足場代を含めても恐らく約75万円程度。ここにブログで紹介した太陽光10kW+格安蓄電池15kWhを加算しても、総額180万円ほどで導入できる試算です。

ただし、このやり方は自作PCのように「苦労を楽しむ」感覚があるので、そういう作業を楽しめる人向けです。逆に、不安を感じる方にはおすすめできません😅

💡補足:
太陽光パネルの費用は「パネル本体価格+パワコン+架台+施工+申請費」で構成されます。
工務店経由だと中間マージンが発生するため、自分で購入して外部施工を依頼する方が
コストを抑えやすいケースもあります。


浄化槽の設置費用と補助金の活用

建築予定地が下水未整備地域のため、浄化槽の設置が必要(※)です。
今回の見積りでは、5人槽+設置申請費を含めて約50〜60万円の追加費用含まれていませんでしたので追加する必要がありました😅

ただし、自治体から約35万円前後の補助金が出る見込みです。
この補助を考慮すると、実質的な負担は20万円台後半〜30万円前後で済みそうです。

※補足:
浄化槽補助金は市町村によって金額や条件が異なります。
私の市の場合、申請時期や工事業者の登録条件にも注意が必要です。
詳しくは 市町村公式サイト(浄化槽設置補助金) を確認しておくと安心です。


提案された間取りと小屋裏スペースの工夫

ここからは提案された間取りについてです。

今回の間取り提案では、北側(2Fの黄色丸のエリア)に天井高1,400mmの横入り小屋裏スペースが設けられていました。

このスペースは、物が多い我が家にとってありがたい「納戸(収納部屋)」として活用する予定です。

ちなみに、天井高さが1,400mm以下の空間は容積率に含まれないため、
この高さ設定にしてあるとのことでした。
(※容積率とは、建物の延床面積を敷地面積で割った割合のことで、法律で上限が決まっています。)


2025年から変わった行政の指導基準

以前までは、こうした小屋裏空間の天井高さや制限について、
行政が丁寧に指導してくれていたそうです。

しかし、2025年4月から基準が厳しく変更され、
「初めから1,400mmの設定で設計すると行政から注意される」ケースがあるとのこと😅

このため、今回の間取りで小屋裏を設けた理由は、
「耐震性とデザインを優先して総2階とした」という事で確認申請を通す予定との説明でした。

ただし、水下(屋根の低い側)の天井高が1,400mmであれば問題ない(※)ことを、
以前ヤマト住建の営業担当が行政に直接確認済みであるため、
個人的には問題ないと判断しています。

それでも、今回の工務店はこの点を”一般的な解釈ではない”と納得してくれず、少しもやもやが残りました。

※補足
小屋裏の定義については市町村や担当者によって異なるようです。
工務店やHMによく確認してもらうことをおすすめします。


対応への違和感と業界の慣習について

小屋裏の件、正直なところ、
一世一代の高額な買い物であるにもかかわらず、行政への確認に関して
「電話一本で確認できることを1か月放置された」ことにはがっかりしました。

もしこれが会社の仕事であれば、上司に叱られるレベルの対応です。
長年会社勤めの夫妻にとって、こうした「レスポンスの遅さ」には違和感がありました。

約束の期日が遅れる場合、
「当日中に一言連絡を入れる」――それだけでも信頼感が全く違うと思います。
しかし、こちらからフォローしない限りスルーされることが多く、少し残念でした😥

住宅業界全体として、施主も業者も“期限にルーズになりがち”な風潮があるのかもしれません。
ただ、これまで対応してくれた一条工務店やヤマト住建のサラリーマン担当者は、
こちらの質問に対してスピーディーで丁寧
でした。

やはり最終的には工務店、HMの違いではなく「担当者の力量と姿勢」による差が大きいと感じます。

とはいえ私の地域の他の工務店の社長も締め切りを守らない傾向がありました。他の地域ではそういった事が無いと信じたいです😅


対策と今後のフォロー体制

契約後はこうした行き違いを防ぐため、
「議事メモ(打ち合わせ記録)」を毎回作成して、回答期限を明確化するつもりです。

まさにいつもの仕事のやり方です。

とはいえ、契約後には設計歴16年のベテラン設計士さんが担当してくれる予定なので、
今後はこのような確認漏れも減っていくのではないかと期待しています。

とはいえ、せっかちな妻にとっては、今回のような対応は相当ストレスだったようです😅


【余談】我が家の“せっかち妻”エピソード集

ちょっと息抜きに、妻のせっかちエピソードをいくつかご紹介します😁

  • トイレは3秒で完了。私は20分くらいかかるタイプ(体もせっかち)
  • 手伝いを要望しても自分でやりだす(10秒以上相手が動くのを待てない)
  • 熱い料理を冷める前に掴んで火傷する(待てない)
  • 家族で出かける時は、車の暖機運転を始める(昭和のお父さんスタイル)。
  • 食べる直前に「それ美味しい?」と聞いてくる(まだ食べてないのに)。
  • 身長150cmそこそこなのに、180cmの私より早歩き。足の回転数で勝負。

毎日こんな感じでテンポが速いので、
今回のように“返事が遅い”対応には、余計にストレスが溜まるようです。

家づくりでは「性能・デザイン」だけでなく、
こうした人とのテンポの相性も大切だと改めて感じました。


屋根の形状と勾配のバランス

今回提案された屋根は、大屋根が4寸勾配、反対側の短い屋根が5寸勾配の構成になっています。

屋根の「勾配」とは、屋根の傾きの度合いのこと。
数字が大きいほど傾斜が急になります。
たとえば4寸勾配とは、水平距離10に対して高さ4の傾き(約21.8°)です。

一般的に、6寸勾配以上になると屋根施工時に足場が必要となり、
その分の建築コストが上がる
傾向にあります。

今回は4〜5寸に抑えられているため、
デザイン性とコストのバランスが取れた良い提案だと感じました😀

屋根勾配は雨の排水性能や太陽光パネルの角度にも影響するため、
性能・デザイン・コストの妥協点を見つけることが重要です。


庇(ひさし)の設計と日射遮蔽の考え方

次に、窓上の軒について。
イメージ写真の通り車側の南面側に軒がありませんので聞いてみました
工務店社長からは「付け庇で十分」との提案でした。

ただ個人的には、軒をしっかり出して直射日光を遮るタイプが好みです。
これがあると夏の日射を防ぎつつ、冬は日光を取り入れられる「パッシブデザイン的な効果」があります。

しかし、社長の話では「軒を長く出すとデザイン的に重く見える」とのこと。
見た目の軽やかさを重視して、付け庇をおすすめされた形です。

正直、私はこれまで付け庇を“あまりかっこいい”と思ったことがなく
少し納得できなかった部分です(個人の意見です😅)
そこで後日、希望する「軒の出のイメージ図」を自分で作成し、工務店と共有しました。

💡補足:
庇(ひさし)には「付け庇」と「出桁(でげた)軒」があります。
前者は後付け金物で支える軽量タイプ、後者は構造梁を延ばして支える本格タイプです。
デザイン重視か、日射遮蔽重視かで選択が変わります。


スライディングドアの採用と搬入計画

リビングの大開口部には、片側FIX(固定窓)+スライディングドアの構成が採用されました。
このスタイルは、デザイン性に定評のあるウィズダム建築設計と同じ仕様でした。
採用理由は「見た目が美しいから」だそうです。

サッシドア開口幅は約750mmあり、
冷蔵庫(サイズ:695×695mm)やアップライトピアノなども問題なく搬入できそうです。

最も搬入が厳しいのは、大型ソファやマットレスで、
サッシ開口ではなく階段部分がネックになるとの説明を受けました(※)

こうした搬入動線の確認は、設計段階で最重要ポイントのひとつです。

特に「2階リビング」「狭小住宅」などでは、
家具の搬入ルートを事前にシミュレーションしておかないと、
完成後に“入らない問題”が発生することもあります🙄

※補足:
大物搬入は図面段階で「搬入経路」を赤線で記入しておくと、打ち合わせ時にスムーズです。

エコキュートの設置計画について

エコキュートは、先ほどの間取りにある1階北側のユーティリティースペース裏(画像のオレンジ○の位置)に設置する計画になっています。(※ユーティリティー=洗濯・収納・家事などに使う多目的スペースのこと)

以前打ち合わせを行ったウィズダム建築設計では、建物の外周と隣地の距離がわずか1mしかなかった為、こうした設備を設置するスペースが確保できませんでした😥

結果的に、エコキュートを庭や玄関の横など「人目につく場所」に置かざるを得ないケースもあります😅

そのため、設置スペースがしっかり確保されているかを必ず確認しておきましょう。

特に新築の場合、屋外設備(エコキュート・室外機・給湯器・電気メーターなど)の配置は意外と後回しにされやすく、建物完成後に「置き場がない」となるトラブルが多いです。

ちなみにこのユーティリティースペース。
こちらは特に要望していなかったスペースで、設計上の余白かもしれません😗

一方で、こちらが希望していた1階のファミクロ(家族用収納スペース)は反映されていませんでした😥

今後の打ち合わせでは、こうした「優先順位の高い要望が抜け落ちていないか」をしっかり確認する必要があります。


ユダ木工の玄関ドアについて

前回、工場見学を予定していたユダ木工についても確認しました。
ユダ木工は広島県の老舗メーカーで、無垢材を使った高断熱ドアに定評があります。

最新モデルでは性能がさらに向上しており、断熱性能(U値)や気密性がしっかり確保されているとのこと。

ただし、価格も上昇しており、今回提示された金額は約48万円とのことでした。
玄関ドアとしてはやや高額に感じるかもしれません。

しかし、無垢材製で断熱等性能等級5(HEAT20 G2レベル相当)に対応する製品もあるため、長期的な性能維持やデザイン性を重視する方には選ぶ価値があります。

価格だけで判断せず、

  • 断熱性能(U値)
  • メンテナンス性(再塗装の必要有無)
  • 経年変化の味わい

などを比較して検討すると良いでしょう。

とはいえ私は価格が高いので選べないです😅

今回のチェックリスト

今回の確認項目です。
必要なところを抜粋して使ってみて下さい。

太陽光・蓄電池・浄化槽 設備編

□ 太陽光パネル10kWの見積価格(今回は約200万円)は妥当か確認したか?
□ ヤフオク等で販売されている未使用パネル(カナディアンソーラーn型)との価格差を把握したか?
□ 第3者業者への太陽光施工委託も選択肢として検討したか?
□ 浄化槽5人槽+申請での追加費用(約50〜60万円)を予算に含めたか?
□ 浄化槽補助金(今回は約35万円)の適用条件を確認したか?


小屋裏スペース・行政対応

□ 小屋裏スペースの天井高(1400mm)の制限を理解しているか?
□ 1400mm以下なら容積率に含まれないルールを理解しているか?
□ 行政への確認を担当者が怠っていないかチェックしたか?
□ 契約後は議事メモを作成し、期限管理を徹底する計画を立てる

担当者対応・心構え編

□ 連絡や約束が遅れる際の「事前連絡」があるか確認したか?
□ 自分たちが求めるビジネス基準(連絡・報告・期限遵守)を明示したか?

屋根・庇・デザイン編

□ 6寸勾配以上で足場費用が上がる点を理解しているか?
□ 「軒の出」を希望している場合、日射遮蔽効果と外観のバランスを検討したか?

サッシ・開口部編

□ 「片側FIX付きスライディングドア」のデザインは確認したか?
□ ドア幅750mmで冷蔵庫(695mm)やピアノなど搬入可能か確認したか?
□ 大型家具(ボックスソファ・マットレス)の搬入ルートを確認したか?
□ 階段が最も搬入リスクの高い箇所であることを理解しているか?


設備配置・間取り再確認編

□ エコキュートが配置されていることを確認したか?
□ メンテナンス動線(人が通れるスペース)が確保されているか?
□ 外観上、エコキュートが庭や玄関前に露出しない配置になっているか?
□ ユーティリティースペースなど目的不明のスペースを担当者に確認したか?


玄関ドア・仕様比較編

□ ユダ木工の玄関ドア(48万円)の性能内容
□ 他メーカー(LIXIL・YKKなど)との性能・価格比較を行ったか?
□ デザイン・断熱性・コストのバランスを評価したか?


嫁さんエピソード(余談)

□ 家づくり中の「夫婦の感覚差」を理解しておく
□ せっかちな性格がスケジュールや連絡遅延へのストレスにつながっていないか?


まとめ

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。

正直、価格比較や間取りの検討、行政対応の確認まで…ひとつひとつが地味で根気のいる作業です。
ですが、ここまで読み進めたあなたは、間違いなく「後悔しない家づくりができる人」です。

多くの人が“なんとなく”で決めてしまう部分を、冷静に比較し、理由を持って判断しようとしている。
それだけでも大きな一歩です。

私自身、今回の打ち合わせを通して、工務店の対応ひとつで信頼感が大きく変わることを実感しました。

価格だけでなく「確認力」や「約束を守る姿勢」も、家づくりにおいては重要な要素だと痛感しています。

そして、どんなに小さな違和感もスルーせず、後から見返せるように「議事メモ」や「チェックリスト」を残しておくこと。

これが結果的に、完成後の満足度を左右する最大のポイントになると感じました。

もし今、同じように悩みながら検討を進めている方がいれば、
記事ごとのチェックリストを使って、あなたの家づくりに照らし合わせてみてください。
「気づけてよかった」と思える発見が、きっといくつもあるはずです。

次回は一条vsMK工務店の決着をつけることになると思います😤
結末が気になる方はブックマークしてもらえると見逃さないと思います。

今日もここまで読んでくださってありがとうございます。
あなたの家づくりが、悔いのない最高の一歩になりますように😄

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