工務店選びで失敗しないために今回気付いた僕が大事にしてる3つの事

インコ
家づくりって、結局どこを見て工務店選べばいいのか分からなくて…

僕も迷ったけど、実際に行って話すと“合う・合わない”がすごく分かるよ
今回は、家づくりを考え始めてからずっと調べ続けてきた247社の工務店の中から、最終的に残った2社のうちの1社を実際に見学してきた話を書こうと思います。
1. ちゃんと話を聞いてくれるかどうか

これ、地味に一番大事かもしれません。
実際に見学に行った工務店の社長さん、とにかく話が止まらない(笑)。熱意があるのはいいんですが、こちらが話している途中でも割って入ってくる感じで、だんだんこっちが口を挟めなくなる…。
こっちが出した要望に対しても、「いや、それはやめたほうがいいですよ」とすぐ否定気味の返答。その理由がロジカルなら納得もできるんですが、感覚的な押し返しが多くてちょっと疲れました。
あと、提案してくる設備も「おひさまエコキュートいいですよ!必ず元が取れますよ!!」みたいな感じで、根拠よりもパッションが先に来る感じ。正直、それで高い買い物決めるのは不安です。。。
やっぱり、こちらの話をしっかり聞いてくれて、一緒に考えてくれる人のほうが安心できますね。
2. 性能にちゃんと根拠があるかどうか

見学した家は、性能に関してはかなり力を入れている印象でした。
- 目に見えなくなる外壁の透湿防水シートは泣く子も黙るデュポン製で高耐久
- 裸のグラスウールは丁寧に大工さんが施工、断熱欠損もなし
- 軒先、棟換気は端から端まで採用しており、結露による躯体の劣化を防止
- 構造材はヒノキを採用、JAS規格品でヤング率(強度)を一本ずつ測定(これはすごい!)
- サッシの性能もメーカーが出している代表性能ではなく1枚づつ計算
- Ua計算書や許容応力による構造計算書もきちんと見せてくれた
見えないところにこそ、お金をかけている印象。口だけじゃなくて、数字や資料で性能の裏付けがあるところは正直すごく信頼感がありました。
「高性能な家をつくりたい」っていう人には、こういう会社は合ってると思います。
きっと僕のような人たちがたどり着く家造りの最終着地点はこういった工務店なかもしれません(笑)
3. 自由度があるかどうか

一方で、気になったのが自由度の低さ。
たとえば、
- キッチンはクリナップごり押し(他メーカーはビルダー登録してないから)
- 施主支給、施主施工はNG(傷があった時に責任取れない、いつもの業者とやりたい)
- ルーフバルコニーの提案には消極的(太陽光パネルの面積が減るから)
あと、やり取りに関してデータ共有などのIT関連のコミニュケーションとかに慣れてなさそうな印象もありました。家づくりって途中で変更や相談も多いので、そこは少し心配。
僕みたいに「無限の選択肢から選びたい!だってそれが注文住宅だから!!」と思っている人にとっては、ちょっと窮屈かもしれません。
おわりに|結局、話せる人が一番大事かも
正直、性能面ではかなりしっかりしてる工務店でした。数字で根拠を出してくれて、部材も良いものを使ってる。でも、最終的に「ここでお願いしたい」と思えなかったのは“人”の部分です。
家づくりって、めちゃくちゃ細かい話が続くし、何度も打ち合わせするし、何より「話せる」「相談できる」ことが本当に大事だと思う。
247社を調べて、ようやく2社まで絞って、今回はそのうちの1社を実際に見て感じたことを紹介しました。正直残り1社に期待したいです。というかそこがダメだったら正直きつい。。。
この記事が、これから家づくりを始める人にとってリアルな判断材料のひとつになれば嬉しいです。
見学時にチェックしてよかったポイント(おまけ)
- 要望に対してどのように寄り添った回答をしてくれるか?
- 質問や発言に対して資料や根拠を見せてくれるか?
- 施主支給や建材、設備に対して自由な選定ができるか?
- 担当者と相性は合うか?
- 現場の施工の様子(清掃や施工精度)に問題はないか?
見学会その後
正直1時間立ちっぱなしは辛かったです。嫁さんもげんなりでした。
子供は実家に預けてよかったです。

見学会の後は子供を実家から回収していちご狩りに行きました。
この時期はお客さんもまばらでおすすめです。
僕と長男はそれぞれ50個を目標になんとかノルマを達成しました。
このブログでは、今後も家づくりに役立つリアルな情報や体験談を発信していきます。
よかったら、またのぞいてみてくださいね!