家づくりで一番大変なのは、
「自分たちの要望を、漏れなく・正確に伝えること」 だと感じています。そこで私自身が実際に使ってきた、
住宅メーカー・工務店へ網羅的に要望出しできる資料をまとめました。これらの資料には、
- 施主の基本情報
- 求める性能や暮らし方
- 部屋構成とサイズ感
- 持ち物・生活動線
- 要望・優先順位
- 現住まいの間取りと不満・満足点
といった、見積や提案精度に直結する情報を整理できるようになっています。
例題付きなので、
「何を書けばいいかわからない…」という方でも、そのまま埋めていくだけでOKです。各メーカーにメールで送るだけで、
条件を揃えた提案・見積が返ってくる。
家づくりにかかる時間と労力を、大きく減らせると思います。▶ 資料はこちら(有料Note)

要望書は出していたんですが、
それを前提にしたプラン提案ではなかった気がしていて…

要望書を“出したかどうか”より、
“どう使われたか”を確認する方が重要ってことを今回学んだので共有しますね
こんにちは。
今回は、MK工務店との初回の間取り打合せについて書いていきます。
この日は、工務店からのプランニング提案が初めて提示されるタイミングでした。
この打合せに向けて、事前に要望書を作成し、工務店へ送付しています。
要望書の内容については、ブログ冒頭で紹介しているNoteにまとめていますので、興味のある方はそちらも参考にしてみてください。
初回のプラン提案ということもあり、個人的にはかなり楽しみにしていました。
わくわくテカテカ😄

この記事を読んで分かること
- 初回の間取り打合せまでに要望したい事のポイント
- 要望書を提出しても期待通りにプランが出てこなかった場合の、対応方法例
- 間取りプランをスムーズに進めるために、打合せ時に具体的に伝えておきたい要望例
- 動線・家具配置・駐車計画などを、プラン初期に図面で確認しておく重要性
初回プラン提案への率直な感想

率直に書くと、この日の打合せ内容は、私たちが想像していたものとは少し違っていました。
期待が大きかった分、正直なところ、満足度は高いとは言えませんでした😥
もちろん、これはあくまで一施主としての感想です。
打合せ当日の進め方|提示された間取りの内容
打合せは、こちらが以前に提案していた間取り図面をベースに進みました。
その図面を見ながら会話をし、設計担当の方が手書きで修正を加え、
「こんな感じでどうでしょうか?」
といった形で話が進んでいきます。
一見すると、一般的な打合せ風景かもしれません🤔
現間取りが持つ前提条件

ここで使われていた間取りには、以下のような前提がありました。
- 住宅メーカーを複数見て回っていた際にもらった3案のうちの1つ
- 初回の打合せで短時間で作成されたプラン
- 営業担当の方が作成したもの
- なぜこの間取りが最適なのかという説明は受けていない
- この間取りを作る段階で、要望書は提出していない
つまり、かなりラフな検討段階の間取りという位置づけです。
「改善」ではなく「検証」が必要だと感じた理由
打合せでは、この間取りをベースに、
- ここをもう少し広くしたい
- 動線をこう変えたい
といった要望をいくつか伝えました。
ただ、そのやり取りをしながら、私自身の中で引っかかっていた点があります。
それは、
そもそもこの間取りが、自分たちの叶えたい生活を満たしているのかが分からない
という点でした。
「何となく良さそう」で選んでしまっていたという気づき

振り返ってみると、この間取りは
「何となく良さそう」
「自分が作った間取りに似ている」
といった、感覚的な理由で選んでいた部分が大きかったと思います。
生活のしやすさや将来の使い方を、十分に評価できていない状態でした😅
家づくりは性能だけでは決まらないと感じた場面
もちろん、断熱性能や耐震性能など、住宅性能はとても大切です。
ただ、それだけが家づくりの全てではないと、改めて感じました。
個人的には、
- 要望をどう整理したのか
- なぜこのプランに至ったのか
- 他の選択肢と比べてどこが違うのか
といった検討や選定の過程を、設計者の視点で説明してもらえることを期待していました😅
これは「こうあるべき」という話ではなく、
私自身がこのタイミングで感じた正直な気持ちです。
打合せの最後に伝えた3つのお願い|施主としての要望整理

初回の間取り打合せの終盤、
私の考えを整理したうえで、MK工務店には以下の3点をお願いしました。
あくまで今後の打合せを前向きに進めるための要望という位置づけです。
① 提出済み要望書をもとに現プランを採点してほしい
まず1つ目は、
私が事前に提出していた要望書に対して、
- それぞれの項目に「○/△/×」を付ける
- 現在の間取りプランが、どこまで要望を満たしているのかを可視化する
といった形で、現プランの整理と評価をしてほしい、というお願いです。
どこが足りていて、どこが不足しているのかを共有できれば、
次の打合せが進めやすくなると考えました。
また、採点する事で納得感をもって案を選定する事が出来ます。
② 現プラン改良案と新規プランの同時進行を希望
2つ目は、プラン検討の進め方についてです。
- 現在の間取りをベースにした「改良案」
- 要望書を前提に、ゼロから考えた「新規案」
この2案を同時に検討させてほしい、とお願いしました。
一つの案に絞って進めるよりも、
比較しながら考えた方が、自分たちの価値観を整理しやすいと感じたためです。
③ 間取りプランの選定過程を説明してほしい理由
3つ目は、プランそのものよりも考え方の部分についてです。
- なぜこの配置なのか
- 他の選択肢と比べて、どこを優先したのか
といった間取りの選定プロセスを、できる範囲で説明してほしいと伝えました。
完成形だけでなく、
「どう考えてこの形になったのか」を知りたい、という施主側の希望です。
納得感をもって案を選定したかったので要望しました。
次回打合せまでの期間と私の考え

次回の打合せは、2週間後に設定しました。
この期間で、
MK工務店がどのような形で提案をしてくるのかを見てみたい、
というのが正直なところです。
焦らず、一度様子を見ることにしました。
プラン提案が難しい場合のバックアップ案について
仮に、
「間取りの提案がなかなか進まない」
「設計との方向性が合わない」
と感じた場合は、外部の間取り作成サービスを利用する可能性も考えています。
実は、この点については事前に調べており、
依頼先の候補もいくつか把握していました。
費用は15万円前後かかりますが、
必要であれば、家づくり全体を考えたうえでの投資と判断するつもりです。
※これはMK工務店に限った話ではなく、
どの住宅会社であっても、
「間取り提案が思うように進まない場合の代替案」は
考えておく必要があると感じています。
なぜ期待していた提案が出てこなかったのか?

この打合せでは、正直なところ不満もありました。
- 要望書を十分に見てもらえていないように感じた
- 他社で作成した間取りを、そのまま使おうとしているように見えた
- 事前に検討した形跡のある新規プランが出てこなかった
といった点です。
打合せ中、そうした気持ちが表情に出てしまっていたようで、
後から妻に指摘されました。
大人として、その点は反省しています…恥ずかしい😣
契約前の自分の言動を振り返ってみて
一方で、私自身にも思い当たる点があります。
契約前、
MK工務店から提案された間取りに対して、
「こちらの方が良いです」
と、私から別のプランを提示し、
その間取りをベースに見積もりをお願いしていました。
そのため、
MK工務店側としては
「施主はこのプランをかなり気に入っている」
と受け取った可能性もあると思います😅
他社案(現プラン)は、私自身が考えていた間取りとかなり近い内容だったため、
特に疑うこともなく、素直に「良いな」と感じてしまいました。
当時は要望書を提出していなかったにもかかわらず、
ある住宅メーカー(HM)から、イメージに近い間取りが提示されたため、
正直なところ驚いた記憶があります😮
自分で間取りを考えていた理由

私は以前、必要な部屋の広さを洗い出し、
パズルを組み立てるような感覚で間取りを検討していました。
間取りについては、
まず書籍やYouTubeなどで基本的な考え方を学びました。
そのうえで、Pinterest(ピンタレスト)などを使い、
「良さそうだな」と感じた間取りを集めながら、
それぞれが自分たちの要望に合っているかを確認しつつ検討していました。
また、土地に対する建物の配置についても、
- 日射(太陽の当たり方)
- 隣地との距離
- 駐車スペースや車の動線
といった点を意識しながら考えていました。
こんな感じで作成していました😀

※日射とは、室内にどの程度日光が入るかという点で、
冬の暖かさや、室内の明るさにも関係してきます。
※ご要望があれば、
この間取り検討の過程についても、別の記事でまとめたいと考えています。
素人の間取りを過信しなかった理由
自分なりに検討した間取りは、
最終的に59パターンほどになりました。
ただ、設計士の方はこれまでに
何千という間取りを見て、考えてきているはずです。
経験の量がまったく違うため、
自分が作った間取りを「これが正解だ」と強く主張することはありませんでした。
私は仕事柄、工業製品の図面を扱うことがありますが、
一般論として、素人が作成した図面がそのまま使えるケースは多くないと感じています。
そのため、間取りを作成した目的は、
- 間取りの考え方を理解すること
- 検討する中で、言葉にできていなかった要望を整理すること
この2点が主でした。
間取り検討は段階を踏むものだと考えた

あくまで私の理解ですが、
間取りを検討する流れは、概ね次のようになるのではないかと考えています。
① 建物の配置計画(駐車場の位置、日射を考慮した建物の向きなど)
② 各部屋の必要な広さを整理
③ 間取りの検討
④ 複数案を、メリット・デメリットで整理したうえで提案
いきなり③の「間取り」から入ることは少なく、
その前段階の検討が重要になるのではないか、という認識です。
そのため、私自身もこの流れを意識しながら、
今後のプラン検討を進めていきたいと考えています。
契約前後の認識のズレに感じたこと
話を戻します。
契約前にも実は、
「現プランをベースに、要望書を見ながら間取りを検討してほしい」
とお願いしていました。
しかし、その時点では、
「契約前に無料でそこまでの対応はできない」
という説明があり、
現プランをそのまま使って見積もりを出してもらいました。
契約後は、
その時に話していた内容を前提に進むものだと、
どこかで期待していた部分がありました。
結果的に、
その認識をすり合わせきれていなかった点は、
こちら側の落ち度でもあったと感じています😅
今回の打合せまでにMK工務店が対応してくれていた内容

今回の打合せ時点で、
MK工務店がすでに対応してくれていた内容は以下の2点です。
- 建物の配置計画および間取りの作図
- 役所への建築確認に関する手続き
これらはすでに進めてくれていたため、
法規的な制約も含めて、大きな方向性としては
こちらのやりたいことは概ね実現できそうだと感じました。
次回作図に向けて伝えた具体的な作図要望
次回のプラン作成に向けて、
以下のような具体的な作図要望を伝えています。
- 家具を間取り図に反映してほしい
(※サイズは事前に要望として提出済み) - エコキュートなどの設備機器を配置図に入れてほしい
- カーポートの配置と、車の動線を図面上で確認したい
- 車のドア開閉時の軌跡を図面に反映してほしい
いずれも、デザインのためというより、
実際の暮らしや使い勝手を事前に確認するための要望です。
動線確認を初期段階で行う理由

こうした要望を出した理由はシンプルです。
- もう少し建物を南側に寄せていれば、車の出入りが楽だった
- もう少しスペースがあれば、想定していた家具が置けた
といった後悔は、
プラン確定後には取り返しがつかないケースが多いと感じているからです。
これらは、決して珍しい話ではなく、
間取り検討の初期段階で確認しておかないと
後々の大きな後悔につながりやすいポイントだと思います。
そのため、時間がかかっても
しっかり確認していきたいと考えています。
チェックリスト(ブログおさらい用)

今回のブログのまとめです。
必要なところを抜粋して使ってみて下さい。
初回の間取り打合せ前に確認したこと・準備したこと
□ 要望書を事前に作成し、工務店へ提出している
□ 要望書には、暮らし方・優先順位・希望条件が整理されている
□ 要望書をもとに、どこまで無料対応なのかを事前に把握している
初回の間取り打合せで実際に行われた内容の整理
□ なぜその間取りになったのか、明確な説明を受けることを要望した
□ 「何となく良さそう」という感覚で選んでいたことに気づいた
初回打合せで感じた違和感・反省点の整理
□ 要望書が十分に反映されていないと感じた
□ 新規プランの提案が無かったことに不満を感じた
契約前後のやり取りで認識のズレがあった点
□ 契約前に「このプランが良い」と自分から提示していた
□ その結果、工務店側が現プランを気に入っていると受け取ると提案が出てこない
□ 契約前に「要望書を見ながらプランしてほしい」と依頼する
□ 要望の明確化、間取りの勉強のために自作の間取りを作成した
□ 間取り作成には段階を踏むことが大事
打合せの最後に工務店へ伝えた具体的な要望
□ 要望書に対して、現プランを○/△/×で評価してもらうよう依頼した
□ 現プラン改良案と新規プランの2案を同時進行で検討するよう依頼した
□ 間取りの「選定過程」を説明してもらうよう依頼した
間取り作成に関するバックアップ案の整理
□ プラン提案が進まない場合の代替案を事前に考えている
□ 外部の間取り作成サービスを利用する可能性を把握している
□ 追加費用(約15万円)を必要投資として考えている
□ 工務店に依存しすぎない考え方を持っている
次回作図に向けて伝えた具体的な作図要望
□ 家具を間取り図に反映するよう依頼した
□ 家具サイズは事前に要望として伝えている
□ エコキュートなどの設備機器を配置図に入れるよう依頼した
□ カーポート配置と車の動線を図面で確認できるよう依頼した
□ 車のドア開閉軌跡を図面に反映するよう依頼した
動線・配置確認で後悔を防ぐための視点
□ 車の出入りがしやすい配置かを確認している
□ 家具が無理なく配置できる余白があるかを確認している
□ 建物配置を少し変えるだけで改善できる点がないか意識している
□ こういった内容はプラン初期でしか確認できない項目だと理解している
今回の初回打合せを通して整理できたこと
□ 初回からガッツリ打ち合わせをするには、事前の要望出しが重要
□ 要望は抽象的ではなく具体的に伝える必要があると感じた
まとめ|今回の打合せ内容を振り返って感じたこと

今回は、プラン初回の打合せということもあり、
内容としては今後の打合せ方針をすり合わせる
という意味合いが強い回になりました。
もう少し踏み込んだ打合せをイメージしていた部分もありますが、
これは事前の認識合わせが十分でなかった結果でもあると思っています😅
初回から具体的に進めたい場合に伝えておきたい要望例
もし、
「初回の打合せから、もう少し具体的に進めたい」
と考えている方は、以下のような要望を
最初に伝えておくのも一つの方法だと思います。
- 提出した要望書に対して、現プランを○/△/×で評価してほしい
- 現プランの改良案と、新規プランの2案を同時に検討したい
- 間取りプランの選定過程を説明してほしい
あくまで私の経験からですが、
具体的に伝えた方が、意図は伝わりやすいと感じています😀
次回提案に向けて
次回の打合せでは、
MK工務店がどのような形でプランを整理し、
提案してくれるのかを見ていく予定です。
このブログでは、
今後も家づくりの各フェーズごとに、
- どのような要望を出したのか
- どんな点で悩んだのか
といった内容を、
一施主の立場から整理しながら書いていくつもりです。
家づくりを進めている方へ
もし、
今まさに同じような打合せフェーズにいる方がいれば、
自分の状況と重ねながら読み進めてもらえると、
何かしらの気づきがあるかもしれません。
ブラウザでブックマークしていただくと情報が漏れないかと思います😀
皆さんの家づくりが、納得のいくものになることを願っています。
それではまた次の記事で!
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